ランを地植えする
   野生ランの救世主・・・SUGOI-ne

 ランを山から、自生地から掘って、採取することは簡単で容易である。
 しかし、一度あらされ絶滅した自生地を、
 以前の、元のランが咲きにおう地に再生復元するのは、ほぼ不可能に近い。
 なぜならラン菌と共生する環境を構築できないからである。
 元の炭素循環システムを再生できないからである。
 更に、現在の世界のラン界に・・・・自生地再生の情熱を持っている人はいない。
 動植物の絶滅危惧種は年々多くなっている。
 ワシントン条約・・・。
 この規制がでれば・・・逆にビジネスチャンスと考える・・・
 逆転の発想の持ち主が・・・業界ではもてはやされる。
 仕掛け人が一世を風靡する。
 これをラン界の発展として・・・・ラン本は特集を組む。
 しかし、その陰で・・・ランは枯れてゆく。
 原種を栽培するに・・・今も200年前からの水ゴケである。
 この水ゴケ栽培で・・・・いかに多くのおびただしいランが死んでいったことか。
 佐渡のトキ。
 野生に戻すのに・・・・膨大なカネがつぎ込まれる。
 再生するのには手間とカネと時間・・・・が必要だということが実証された。
 SUGOI-ne。
 SUGOI-neこそ、原種の救世主である。


 野生ランでは、無造作に地植えする。
 山では、地面で咲いているから・・・地植えする。
 カンラン、シュンラン、エビネ、クマガイソウ、アツモリソウ、
 キンラン、ギンラン、ツレサギソウ・・・・ハイハイラン・・・。
 これらのランが、庭で素晴らしく咲いてくれれば、本当に嬉しいことである。
 そういうことで、ランがブームになると、
 里山、深山からランを掘ってきて庭に植えた。
 ・・・・・・
 その多くは2,3年でほとんど絶種。

 この絶種は、庭の土壌の排水、保水の問題ではない。
 愛好家の中には、庭の排水工事を行い、排水、保水の良い用土で入れ替えた人もいる。
 しかし、それでも問題を解決出来ない。
 考えてみれば、ラン菌が生息していないから、こんな小手先ののことを行っても何にもならない。
 これまで、この講座の読者なら、この意味が、原因が理解出来よう。

 この野生ランの庭栽培がSUGOI-neの開発で、ようやく可能になった。
 自生地再現出来るからである。


 ランの自生地を再生する。
 こういう活動をしている人が少しいる。
 しかし、その高邁な精神でも、自生地を再生できない。
 その理由はラン菌がいないからである。
 根本が出来ていない場合、その努力は徒労に終る。
 21世紀では、自生地を再生することが必要になる。
 これができるのはSUGOI-neのみである。
 日本の愛好家の鉢、棚、庭に津々浦々・・・宇井清太発見のラン菌が繁殖
したとき
 ランにとっての楽園になる。
 現在のままでは・・・朱鷺、コウノトリと同じ姿になる。

 庭にランを植えている場合は、
 毎年秋に枯れ落ち葉が地面に舞い落ちるように・・・・
 SUGOI-neを1から3cmマルチングすれば、
 自生地と同じように炭素循環を構築できる。

 枯れ落ち葉とラン菌。
 根本はこの二つである。


 ラン界でも・・・正論を言うのは異端者である。
 しかし、植物はウソをつかない。
 みな正論で生きている!
 これに反発する業者もいる。
 自称???権威者もいる。
 しかし、日本の山にランが無くなったことは事実である。
 革命的なものは・・・・
  何時の時代も異端者が作り拓いてゆく・・・・。

 


 
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kouza39