水田の水路に敷かれた農業用防草シート。
 この防草シートは紫外線による劣化が激しいので
 野立てソーラーには使用しないほうが良い。

 剥がして回収、焼却するのに多大な費用が掛かる。

 1年後の雑草繁茂状態。
  水路エリアは十分な水分があるため、
  雑草は猛烈に繁茂する。
   1年に5回以上草刈しなければならない。
写真のようなソーラーでは、
防草シート「ソーラー パーフェクト」を敷くのが最も効果的である。

右の写真は、水田の用水路における農業用防草シートによる
雑草防止である。(ポリプピレン製)
この防草シートが使えるのは、農家の人が常時水田を見回って
管理しているからである。
劣化して穴の開いたところに雑草が生えたら、簡単には剥がすことが
出来ないからである。


上の写真のようなソーラーの場合は・・・・
防草シート「ソーラー パーフェクト」を用いて、
右の写真のように敷けばよい。
「ソーラー パーフェクト」は生分解防草シートであるから、
劣化したとき剥がす必要がない。
新しい「ソーラー パーフェクト」を上に被せればよい。
剥がして、焼却処分するコストより安く上がる!

環境共生が・・・ソーラーに必然的に要求されることが想定されるが、
売電収入を図るために建設費を抑えることも大切であるが、
そうすると必ず環境に対する予算が削られる。
その後・・・雑草問題が浮上して・・・結局・・・多大なコストがかかることになる。
当初の目論見の利回りは・・・机上の計算になる。

 左の写真は、雨水対策としてパネル間に排水路を作ったソーラー。
 建設して2ヶ月も経たないのに・・・すでに雑草が生え始めている。
これまで経験しない記録的な豪雨が日本を襲うようになった。
ソーラー発電所においても、立地場所によっては・・・
大面積のパネルからの雨水が集中し、鉄砲水となって・・・
河川、農業用水路、農業排水路に流れ込む場所あり、
新造された裸地では、土壌流亡の濁流となる。

この対策を怠ると、地域環境に大きな影響を及ぼす・・・。
農業排水路を利用して排水する場合は、その地区の農業水利組合が管理するが、
耕作組合から賦課金、水路保全作業の出人夫も課せられる場合も出てくる。


ソーラーエリアの雑草問題は、この排水路周辺で最も発生する。
排水路周囲というのは、他の場所よりも水分があるから、
雑草の発生が早くから行われ、更に生長が速い。
水田農家の人たちは、頻繁な草刈を行っている。
水田にとって水路は最も大切だからである。


ソーラー事業者は、これと全く同じ作業を行うことが求められる。
屋根、屋上のソーラーではない作業、メンテが必要になる。



ソーラーの雨水対策は   防草シート「ソーラー パーフェクト」
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