私は「生命・・・いのち・・・」を想うことがある。
花のいのち。私の残されたいのち。男のいのち。蘭創りのいのち・・・・。
私のシンビのいのち・・・・。

宇井清太のシンビってなんなのか・・・・?

私はこのことに模索してきました。
シンビの美しさはなんなのか・・・・結局、自分が美しいと感じる「感性」の物差しの大きさが試される。
私は「透明感」 「リップの美しさ」 「燃えるコラム」に視点を置いて交配してきました。
ランの交配の目標は人それぞれですが、私は雪国で生きているためか「透明感」にこだわる。換えて言えば、障子紙を通した光である。日本の光といってもいいかも知れない。
リップにこだわるのは「Cymbidium」という命名です。この名は、リップの形が「ボート」に似ているところからイメージされたという。このことを想えば美しいリップのシンビを創りたいのです。
私はどうしてもパフィオを好きになれない・・・・。昆虫を「落とし穴」に誘う行為が好きになれない。

花のいのちは・・・・・蘂。コラム・・・・。
コラムの美しいのがシンビ。ならば・・・・美しいコラムのシンビを創りたいではないか・・・・!!



どうぞ、「透明感」と「リップ」と「コラム」に注意して、私の、宇井清太のシンビをご覧頂きたい。

Flower Breeze
 MOG96−96
 Flower Breeze
 花径 12cm
 1月咲き 大型種
Flower Breeze
 MOG96−142
 Flower Breeze
 花径10cm
 1月咲き 大型種

tokusetu12