ペレポスト2号ゴールド

 カンラン、シュンランといっても、Cymbidiumの一つの原種に過ぎない。
 ヒマラヤのCymbidiumと少しも変わらない。
 耐寒性が強いだけである。
 根の性質は全く同じ。
 

 宇井清太はCymbidiumを45年、5000坪 20万鉢栽培してきた。
 そういうことである。

 ペレポストの表面が粉状になったところに、
 ランの根は好んで伸ばしてくる。
 ラン菌による炭素循環が、この表面で
 盛んに行われているからである。
 この糖を求めて伸びる。


 ラン菌は好気性菌の材木腐朽菌だから、
 表面のペレポストを最初分解して
 糖をつくる。
 つまり、自生地では枯れ落ち葉は、
 表面に舞い積もる!!
 大切なのは、表面である。
 粒粒では、これと違うことになる。


 自生地における枯れ落ち葉の姿。
 これを想像して欲しい。


 ほとんどのベテランは、この枯れ落ち葉を
 想像、考えたことない。
 自生地でのプロトコームなど全然、考えたこともない。

 ここに大きな欠落思考があるのである。
透明なコップがよい

 この検定を行うと透明なコップなので、ペレポストの特性が一目でわかる。
 下部のペレポストは石垣が重なったように粒状で自然に重なっていることがわかる。
 上部が例え粉状に砕けても下部は粒の状態を維持したまま膨張している。
 このことは鉢に植えた場合でも、この状態になる。
 このことがペレポストの素晴らしいところである。
 排水が良くて保水が良くて、尚且つ・・・毛細管現象が抜群に良い。
 少し伸びる「ポリ鉢」なら・・・・最高の状態になる。
 ペレポストは軽石、バークの代わりにつくったものではない。  
 粒粒にこだわらないで下さい。

 

 

  ペレポストは一つの革命である。
   これまでの常識を根底から覆すコンポストである。
   コンポストの概念を根底から変えるものである。

  
        
とにかく、上記のコップで観察してください。
        そうすれば宇井清太の説明が理解出来るというものである。

   
  
膨張率を確かめる
 植える前に必ず行ってください
   ペレポストの膨張率を確認すること
 水をペレポスト2号ゴールドの約2cm上まで入れる。
 約半日放置する。 この膨張で膨張率を検定できる 
ペレポストには
 ペレポスト1号
 ペレポスト2号ゴールド
 ペレポストスーパードリーム
以上の三種類がある。

ペレポスト1号は原料の樹皮がブナ、ナラ、コナラ・・などの広葉樹の生樹皮で製造している。
この樹の樹皮は膨張率が安定しているので、製造ロットの違いによる膨張率の差異はほとんどない。
ペレポスト1号を基礎材として製造しているペレポストスーパードリームも同じように安定している。

ペレポスト2号ゴールド。
このペレポスト2号ゴールドの原料がアカマツ、カラマツの樹皮で製造しているから、SUGOI-ne1号のように
安定した膨張率を確保出来ない。製造ロットで固さと膨張率に多少の差異が生じる。
樹の年齢による樹皮の変化で起こるので一定にすることは不可能である。
このことをご理解くださった上でご使用くださいますようお願いいたします。
的確な植え込みには、下記の図のように、あらかじめペレポスト2号ゴールドの膨張率を検定してください。
これによって、ペレポストの量を加減してください。

 著作権所有者 宇井清太
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  ペレポスト栽培講座

      ペレポスト2号ゴールドの膨張を調べる方法

                                        宇井清太
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