写真は「アンタエス」の生息地の違いのよる微妙な違い。
 見る人が見れば解かるのだという!!!!
  宇井清太には全然解からない????  

  パフィオの人達が・・・シュンラン、カンランの人達が、
  花弁一枚にアレコレ・・・と極めて似ている審美眼ではある。
  飼育材の違いで・・・微妙に型が変わるのだという。
  ランもSUGOI-neで栽培すると、全然違う花になるのと似ている。
  栄養なのである・・・・。


 著作権所有者 宇井清太
  著作権に関わる全ての行為を禁じます。

 クワガタ、カブトムシの究極の飼育材、マットは未だにないようである。
  生樹皮で製造するSUGOI-ne1号なら・・・・
  理想的なものが作れるかもしれない。


  どなたか研究してみてはどうだろうか。
  瓢箪からコマ・・・ということもあるかもしれない。

 SUGOI-ne1号はブナ、ナラ、コナラ広葉樹の生樹皮で製造している。
 クワガタ、カブト虫が舐める樹液と同じ成分が含んでいる。
 更にラン菌(材木腐朽菌)が樹皮のセルロース、ペクチン、リグニンを分解して低分子の糖を作る。
 材木腐朽菌の菌糸にはたんぱく質のアミノ酸類が含んでいる・・・・。
 多くの酵素、コエンザイムQ10のような酵素補助成分も含有する。


 このように、ランがラン菌と共生した姿と、あまりにも似ている。
 そう思えてくる。


 ラン栽培者には非常に「清潔感」の人がいる。
 ラン以外は全部汚いもの、悪いもの、害敵・・・・・????
 だから・・・水ゴケ、バーク、軽石。
 ほとんど他の生物が生きることが出来ないコンポストで植えてきた。
 SUGOI-neには「キノコ」が出る!!
 水ゴケにも軽石にも、バークにも「キノコ」は出なかった。
 なぜか???
 それらのコンポストには養分がないから「キノコ」が菌糸が生きられなかったのである。
 自生地にランの周りには、1ccの土に5億個の微生物もいる。
 材木腐朽菌の菌糸が縦横に張り巡らされている!!
 クワガタも、その他の甲虫も・・・・ミミズもアリもいる。
 当然ナメクジ・・・もいる。
 ハエもいるし、ハエの幼虫もいる!!


 植物の死骸、枯れ落ち葉がある場所には、そういうほかの生き物が居る場所である。
 ランは新参者。
 それらの生物が生きている同じ場所で生きなければならなかった!!
 そういう環境を容認しなければ生きてゆけない植物である。
 それらの生き物の死骸は・・・当然ランにとって窒素・・・・としての有り難い養分源である。
 こういう視点から考えると、キノコも生えないような水ゴケ、軽石、バークというコンポストは、
 ランにとって、いかに自生地と大きく乖離したコンポストであるか理解出来るというものである。
 ラン栽培は自生地を真似るのだ・・・・といいながら・・・・・
 栽培の根本中の根本であるコンポストが・・・・とんでもないもので植えてきたということである。

 SUGOI-neの開発で、ランの研究はランのみでなく・・・・自生地全体の・・・・
 微生物まで視野に入れたものが望ましい。
 プラントハンターの視野では、ランの研究は視野狭窄であろう。

 SUGOI-ne1号 30日ラン菌(材木腐朽菌)繁殖後(菌糸繁殖安定後) 
   カブトムシ 産卵  
   そのまま飼育。
      8年4月1日 火曜日  写真。
ダージリン産
ベトナム産

 中国 貢山産
 ミャンマー産
  ネパール産
 インドネシア、キャメロンハイランド産

 クワガタ
     アンタエウス
    (写真提供  埼玉県 YH氏)
          SUGOI-ne1号で飼育可能との報告いただきました
  
  このクワガタの生息地とパフィオ、Cymbidium、その他多くのランの自生地は同じである。
   不思議に一致する。
  全く同じであると言えるようである。
  ヒマラヤ ダージリン、中国、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、ボルネオ島・・・・・
    クワガタは樹木の朽ちた・・・・材木腐朽菌が繁殖し腐朽させた場所に産卵し、
    幼虫は、材木腐朽菌の菌糸が出した酵素でセルロース、リグニン、ペクチンなどを
    分解した栄養で生きる。
    幼虫は更に口から酵素を吐き出し、それらを更に分解し食べて生きている。
    SUGOI-ne1号でクワガタを飼育しているという・・・・情報。
    SUGOI-neラン鉢内からカブトムシ、クワガタの幼虫が出てきたとの情報。
    SUGOI-neのラン菌は材木腐朽菌だから・・・・当然ありえる!!

   地生ランの根にラン菌が供給する養分とほぼ似ている。
   食べるという行為と・・・・吸収するという行為の違いはあるが・・・・同じである。
   その主たる成分は「糖」である。
   クワガタ、カブトッムシが舐める広葉樹の樹液。

   クワガタの飼育マット
     霊芝菌、ナラタケ菌、ヒラタケ菌・・・・・。
     
   クワガタは材木腐朽菌がいないと生きていることは出来ない。
   材木腐朽菌がいないと食べ物がないから死ぬ。
  動物、昆虫は・・・・生きるための栄養は他から「食べ物」を食べなければならないから簡単で明瞭に解かる。
   だから・・・・ラン栽培より解かりやすい。
   ところがランには葉があり自分で「光合成」出来るから・・・・直ぐにラン菌がいなくとも枯れない。
   だからややこしいことになる。
   ランはラン菌がいない水ゴケ、軽石、バークでも・・どうにか栽培出来るが、
   クワガタは水ゴケで、軽石で、バークで飼育は出来ない。
   ランもクワガタも材木腐朽菌(ラン菌)が分解したセルロース、リグニン・・・・炭素循環の糖を、
   同じ食べ物を食べている。
   だから・・・・自生地が同じなのかも知れない。

   クワガタ飼育のホームページを見て見ると、ラン栽培よりもっともっと観察が深い人が多い。
   ここまで・・・・・と思うほど注意深い。
   ランの変異など・・・クワガタの変異から見れば・・・・それにこだわることから見れば雲泥の差である。
   1mm、2mmの差。
   飼育環境、マットへのこだわり・・・体重測定?????までやる。
   
   クワガタとSUGOI-neと・・・
    SUGOI-neで栽培出来る植物には共通点があるのではないか?????
    クワガタ及びカブトムシ及びそれに近い昆虫とランの自生地。
    材木腐朽菌との関係を調べれば・・・・面白い世界が見えるのではないか???・
    熱帯から温帯に自生するラン。
    材木腐朽菌が行う腐朽という炭素循環が見えてくるかもしれない。
    
   、
     

    

    
ランとクワガタ。
 全然関係ないように見える。
 しかし、材木腐朽菌という菌を調べれば、植物と昆虫という別な生き物が、
 材木腐朽菌で生き続けてきたという事実に突き当たる。
 ランが材木腐朽菌をラン菌として共生して生存してきたように、
 クワガタも同じように材木腐朽菌と共生して生きてきたのである。
 材木腐朽菌が行う植物の死骸を分解する炭素循環による糖、養分。
 これを食べ物としてランもクワガタも生き続けてきた。
 ランの自生地は・・・多くのクワガタの生息地と見事にオーバーラップする。
 事実、SUGOI-neにはクワガタもカブトムシも産卵し、幼虫になり羽化する。
 宇井清太が新発見したラン菌(材木腐朽菌)は、クワガタも共生するのである。

 ランの自生地を再現するということは、同時にクワガタなどの昆虫の生息地を再現することでもある。
 ランのみを研究しても見えないことがある。

 ランとクワガタ。
 全然別なことではない。
 材木腐朽菌は共通している。


 ランの生活サイクルとクワガタの生活サイクルは・・・・
 自生地の雨期、乾期、四季の温度変化に適応しているからほとんど同じ。
 ランの潅水とクワガタの飼育湿度もほとんど同じ。
 同じ環境条件で生きているから、植物、昆虫の違いがあってもほぼ同じである。
 休眠期という一つのことに絞っても・・・・・
 その季節は材木腐朽菌にとっても休眠期なのである。
 ここに森の先住者である材木腐朽菌の生活サイクルにランも
クワガタも同調したサイクルを持たなければ、
 生き続けることは不可能であったからである。

konnposuto 1143

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宇井清太