処理5日目
全検体で雑菌の発生ゼロ。
完全に殺菌できた。
以上の無菌培養基上で、銀ナノ粒子溶液希釈液が、50から200倍区で15分から120分区で
完全に無菌状態の種子を得ることが出来た。
この試験によって銀ナノ粒子が植物種子の殺菌に使用できることが実証された。
この種子を播種し発芽した写真(上)で示すように、発芽及び生育に何ら障害が見られなかった。
このことから、植物のほとんど種子の殺菌に銀ナノ粒子溶液が使えることが実証された。
銀ナノ粒子溶液による植物種子の殺菌剤としての利用、実用研究は、本試験が国内では最初のものである。
世界的には現在検索中である。
この試験によって、農業、園芸、林業、植物工場などにおける種子殺菌は、
植物にほとんど薬害が見られないことから、将来、銀ナノ粒子溶液が使われることになることが予測される。
用途
全植物の種子殺菌
銀ナノ粒子溶液希釈50倍120分浸漬
薬害などの障害が全然ない。
処理3日目 雑菌の発生なし
銀ナノ粒子100倍希釈液の中で
発芽を始めたダイコン種子
処理3日目 雑菌の発生なし
銀ナノ粒子100倍希釈液30分浸漬
雑菌の繁殖はない。
完全に殺菌できた。
播種7日目
ダイコン種子 無処理区
種皮の多くの雑菌が付着
ポリ鉢。
草花用の園芸用土。
銀ナノ粒子溶液希釈50倍120分浸漬した種子を上記の用土に播種。
発芽への影響は見られなかった。(上記写真)
種子の殺菌はほとんど完全に行われ、発芽した状態では、茎、子葉などに異常は認められない。
大根播種5日目
種子に雑菌の発生見られない。
本溶液処理による薬害は認められない。
銀ナノ粒子溶液50倍希釈液120分でも全然薬害がない。
このことから、植物種子消毒に使用することができる。
種子に付着している、または種子内の病害菌の消毒は、有機水銀剤が使用できなくなったことで、
カイワレ大根の0−157大腸菌問題に見られるようなことが起きている。
現在、種子消毒には乾熱殺菌法が開発され、一部の種子で実用化されているが、
その処理方法が微妙な技術を要求されている。
本試験で種に付着している外生菌は細菌、カビのほとんどが殺菌、除菌、制菌されていることから、
イネの種籾殺菌などに極めて有効な殺菌方法である。
銀ナノ粒子は大腸菌のような細菌に極めて高い殺菌能力があることが実証されているが、
本試験のように30分以上の銀ナノ溶液希釈液浸漬で、種子内部の細菌まで殺菌できることが判明した。
追試験の必要があるが、本試験によって、植物種子の殺菌方法として実用化できる。
特に、銀ナノ粒子は大腸菌などの「細菌」に効果が高いことから、カイワレ大根などの栽培における種子殺菌として、
非常に期待できる
。
大根 播種4日目
発芽を始めてきた。全然薬害なし。
大根
処理種子の一般土壌への播種。
発芽及び病害検定
銀ナノ粒子溶液50倍希釈液120分した種子を乾燥保存
大根。浸漬処理した種子を
殺菌培養基に播種。
銀ナノ粒子溶液の種子殺菌効果、薬害検定
大根種子 銀ナノ粒子溶液
50倍希釈液浸漬 120分
植物種子に付着する細菌、カビ、ウイルスなどの殺菌、除菌などは、多くの農薬、その他で広く行われている。
種子の消毒は簡単なようで難しい。現在農薬以外の方法で行われるようになった。
次亜塩素酸ソーダー、温湯処理、乾熱処理、ソフトエレクトン・・・・などである。
種皮の外に付着している菌は殺菌、除菌するのは容易であるが、問題は種皮内部の菌の殺菌である。
胚、胚乳をいためる場合があるからである。
この問題をナノ銀粒子では、種皮の細胞内に侵入できることから、種子殺菌の効果の有無を試験した。
その結果、銀ナノ粒子溶液による種子の殺菌効果が高く、及び薬害がほとんど認められないことが判明した。
試験目的
植物種子の種皮には、細菌、カビ、ウイルス、その他の微生物が付着している。
特に苗に発生する苗立ち枯れ病、ナンプ病などの病害菌を防除する場合、
銀ナノ粒子溶液に種子を浸漬することによって、種皮に微細な銀粒子を付着、コーティングすることによって、
播種後、種子周囲への銀粒子拡散によって、発芽苗周囲の土壌をも殺菌、制菌して病気の発生を少なくする。
種子販売前の殺菌処理。
試験材料
十字科植物 大根 (大きい種子)
試験方法
銀ナノ粒子溶液50倍希釈液 120分浸漬
浸漬状態の種子を播種
その後 乾燥。
播種
無菌培養基上に播種 発芽試験と同時に細菌、カビの発生検定を行った。
1区 (水1000cc、寒天17g)。
2区 湿度ろ紙上。
3区 殺菌しない土壌。
15℃で管理
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銀ナノ粒子溶液
希釈液による植物種子殺菌法
宇井清太
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