メリクロン原、原株の
 病害菌フリーの育苗中の苗。

   
イチゴのメリクロン苗は、原則としてウイルスフリーである。
フザリュウム、炭疽病、その他の病害菌も・・・培養器内ではフリーである。
この苗を自然界に出したときから、厳密に言えば病害菌の侵入、繁殖が行なわれる。
これを、培養器時代の苗と同じように病害菌フリーにすることは・・・簡単なことではない。
苗の単価を下げるために、メリクロン苗からランナーで増殖する。
この作業中に病害菌に罹病することが起こる。

イチゴでは、約2年で・・・ほとんど罹病株になる。
それほど、イチゴの病害菌の繁殖は激しい。
なぜ・・・なのか?
イチゴ自生地に構築されている病害菌にたしての拮抗システムが、栽培現場に欠落しているからである。
耕種技術による病害菌防止が、いかに難しいか・・・という証明である。
それで化学農薬に依存してイチゴ栽培は行われてきた。

こういうイチゴ栽培を原点から脱却するには、メリクロン苗からの罹病を防止する必要がある。
1本の苗の罹病は、2年後には50倍に増殖するとして・・・2500本の罹病株になるからである。


多大な投資、設備をしなくとも・・・メリクロン原株を罹病させない方法の開発が望まれる。
これまでの農業技術の知見とは、まったく異なった新しい技術でなければ、この問題は解決しない。
日本再生循環緑化研究所では、簡易な病害菌侵入繁殖防止資材と技術を研究してきた。
そして、革命的な技術と資材の開発に成功した。

この技術と資材によれば、約2年で親株の更新を、更に先に延ばせることから、
イチゴ栽培における苗コストを大幅に下げることが出来る。


      特許 出願予定



特許出願を待って、この技術を公開する。
  しばらくお待ちください。
著作権所有者  宇井 清太
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メリクロン原、原株の病害抑止法
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