ロゼル ベイ”モント ミライス”
この花を説明するとき言葉を失う。
Cymbidiumの美しさは品格、気品であることを、この花は黙して証明している。黄色の花は難しい。最も高貴な色が一つ間違うと容易に下品になるからである。この品種の気品は花弁の透明な純粋な黄色であるが、それ以上にLipが非常に美しい。真っ白な地に鮮明な赤が映える・・・・花のこころ映えが、万人の胸を打つのである。人を圧倒するような巨大輪でない。だが、こころが洗われるような感じになる。

本当の銘花は洋の東西を問わず「美しいものは美しい・・・」。花のプライド、Cymbidiumのプライドといってもいい。
この品種はこのことを、Cymbidiumの美しさを微風に揺らしながら見事に証明している。
花径 12,5cm
 3−4月咲き 大型種
RHS登録 1970
登録者 Young,E.E.
 
 Irish Melody
   x  Claudona
英国 PrideのFCC/RHS

garapagosu7