2016年  1月6日

   明けましておめでとうございます。
  

     昨年の晩秋に「日本蜜蜂サポート普及会」を設立しました。
     この会は、これまでのミツバチ関係の諸会とは・・・理念が異なります。
     本当に、受粉する昆虫たちを・・・日本列島で「保存」するには・・・何が最も重要なのか・・・に視点を置いています。    
     菌根イソギク緑化は日本のほぼすべての緑化に適応できる「奇跡の緑化植物」。
     これが・・・同時に・・・最終蜜源になる。

     これほど・・・素晴らしい着想、ひらめき・・・はないと自負している。
     メガソーラーがミツバチたちの・・・糖源郷・・・楽園・・・になる!

     新年そうそう・・・メガソーラー緑化のご注文を頂いた。
     そういうことで、今日も「新電力」「メガソーラー」事業者への約2000社へのご案内を印刷。
     日本のあちらこちらに・・・ミツバチの楽園が出来る。
     
     

1月7日

   日本蜜蜂の保存・・・。
   捕獲して養蜂することが・・・本当に「保存」になるのか???
   宇井 清太はそういう疑問をもっている。
   原種の生き物に・・・人間が手を加えれば・・・大きなミスを犯す危険がある。
   保存会の活動は・・・捕獲の目的が「採蜜」にあるようで、本当にそれが「保存」の姿なのか?
   保存と保護。
   この言葉の違いを混同しているのではないか???
   ミツバチは生き物。
   標本保存とは違うからである。
   ミツバチは・・・人の土地、屋敷にも侵入して蜜を集める。
   人がそういうことを行なえば問題になるが・・・ハチだから・・・養蜂が成立している。
   面白い職業があったものである。
   ほとんどの養蜂を行っている人が、採蜜した分の・・・蜜源植物など植えないし、栽培しない。
   ソバを栽培している人も・・・中にはいるようであるが。
   都会でのハチは・・・ほとんど他人様の土地から蜜を運んでくる!
   人間様から・・・横取りされることも知らずに・・・。
   「保存」…だから…そういうものでもいいか。
   「保護」なら・・・そういうことするのに・・・躊躇するかもしれない。

   狭い場所に・・巣箱を何個も置けば・・・必ず天敵も、ダニも、病気も蔓延する。
   これが一番怖い。
   白鳥にエサを与えて何万羽を集まれば・・・・
   鳥インフルエンザが入ると・・・絶滅の心配がある。

   こういうことを避けながら・・・原種の日本蜜蜂は・・・今日まで生き残ってきた。
   だから、日本蜜蜂サポート普及会はは蜜源植物を植える活動である。
   養蜂、採蜜の活動、プロジェクトはしない。
   ランのような植物なら「保存栽培」はできる。
   しかし・・・ミツバチ、ハナバチ、ハナアブ、ハナバエのように・・・飛び回るものは、
   自然界が生態系の中で「保存」するものである。
   蜜源の花の量、花の時期が・・・繁殖の制限要因になる。
   腹が空いては・・・子育てなど出来ないからである。
   人間もミツバチも・・・食事が貧しく体力が衰弱すれば・・・どうなる???
   所が・・・日本のミツバチは・・・蜜を、花粉を選択できない状態。
   どこかの国の花の蜜、花粉で我慢しなければならない。
   メキシコ料理、中国料理、アフリカ料理、ブラジル料理・・・。

   本当なら・・・日本蜜蜂を保存するなら・・・・
   昔から日本に自生して咲いていた植物の花の蜜で、花粉で・・・飼育したいところ。
   西洋ミツバチなら・・・外来植物のさくらんぼでも、リンゴでも、キュウリでも・・・花壇の草花でもいいか。
     
   
   そういうことで日本蜜蜂サポート普及会は、既存の保存会、プロジェクトとは、
   根本から異なるもの。
   本当のミツバチの「楽園」とは何か? 
   捕獲されて・・・ミツバチは喜んでいるのか・・・。
   蜜を・・・横取りされて・・・喜んでいるのか・・・。
   ミツバチの立場からすれば・・・人間は・・・とんでもないことをしているのではないか???
   人間の、自分の食生活を豊かに、楽しいものぬするために・・・
   土着の原種ミツバチの食料の蜂蜜を・・・略奪!
   こんなことしていながら・・・・「保存会」という・・・美名でカモフラージュ。
   植物を、花を・・・あまり知らない人が・・・本当に「保存」など出来るのか?????
   エサ・・・から吟味しないと・・・。
   NHKの趣味の園芸レベルの日本蜜蜂飼育では・・・野生の生き物を「保存」はできないのでは。
   蜜は横取り・・・できるが・・・。
   日本に日本蜜蜂の保存会なる組織が生まれた歴史は・・・約10年そこそこ。
   キンリョウヘンが日本蜜蜂のトラップとして使えることが解って、
   これなら分蜂した群を「捕獲」して・・・飼育出来るという・・・ことから・・・。
   こういう程度で・・・ランが・・・作れるようなものでは・・・ないのが「ラン」である。
   植物に、花に興味もなかった人が、蜂蜜を獲るために・・・。
   こういうDNAが・・・組織のDNAかも。
   本当に保存会の活動で・・・エリアで・・・10年間で日本蜜蜂が増殖しているのか????
   検証してみる必要がある。

   西洋ミツバチは・・・人間が交配改良して「家畜化」したものだから・・・養蜂は利益追求の事業、企業。
   日本蜜蜂は・・・原種。
   地域エリアに・・・より多くの原種のミツバチ、ハナバチ、ハナアブ、ハナバエが飛んでこそ、
   日本の農業は豊かになる・・・。
   日本の美しい風景は・・・そういうものだった。
   土着の野生のものは・・・自然の中で保存、保護すべきである!  
   「楽園」「糖源郷」を作ることこそ、これからの保存活動であろう。  
   保護活動であろう・・・。

   そういうことで、宇井 清太はメガソーラー緑化に着目した。
   全国で・・・ものすごい面積。
   メガソーラー緑化出来るのは「菌根イソギク」のみである。
   メガソーラーが日本蜜蜂の「楽園」「糖源郷」になる!
   これは宇井 清太の「特許」だから・・・今後20年は・・・・独占となる。
   オンリーワンのヒラメキである!
   今年から・・・いよいよ・・・大普及の時代に入った。!

   なんか・・・日本蜜蜂界も・・・小さな「村社会」を形成しているようである。
   その中に・・・無名のアシナガバチも・・・生息しているようであるが・・・・
   ミツバチから・・・何も学んでいないような・・・。



 1月11日
  
オバマ政権、ミツバチ大量死の原因究明と予防で特別チーム
  
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 オバマ政権は、ミツバチの死亡率が急激に上がっている問題で、その農薬使用との関連性を究明し、死亡率を改善する取り組みを支援する。

 この問題の政権タスクフォースは19日発表した報告書の中で、ミツバチの体力が特に弱まる冬の間の死亡率を15%まで低下させることを目標に掲げた。問 題を究明し、ミツバチの生息地域の改善と拡大のための多角的調査戦略を示した。

 最近の冬季のミツバチの死亡率は上昇しており、今年の冬は23%に達し、政権の目標を大きく上回っている。また、米農務省は今月に入り、4月までの1年間 の死亡率は42%に達したと発表している。

 研究者らは原因について多くの可能性を調査しているが、その1つが殺虫剤だ。特に広範に使われているネオニコチノイド類の農薬だ。

 

研究者らは、複数の要因がミツバチに影響を与えていると考えている。質の高いエサが手に入らないことによる栄養不足や、作物受粉のために人為的にしばしば巣を移動させることなどだ。もう一つの危険要因は「バロア・マイト(ミツバチヘギイタダニ)」と呼ばれる吸血ダニで、ミツバチを弱らせ巣に病気を持ち込みやすくさせるという。

 報告書によると、政府は農務省、スミソニアン協会、ホワイトハウスの敷地にミツバチが好む植物を植え生息に適した環境を整えた。オバマ家は家庭菜園での野菜の受粉にミツバチの助けを借りているという。


以上記事が配信されたのは昨年の5月20日。
冬期間・・・生きている日本蜜蜂は・・・秋に生まれた若者蜂。
この若者ハチ達が・・・営々と4000万年もの命を繋いできた・・・。
ミツバチの化石は第三紀漸新世(3400~2300万年前)のものが発見されている。
人類がハチミツを採集した歴史など・・・ミツバチの歴史から見れば・・・ほんの近頃・・・。
そういう永い時空を生き続けてきたミツバチが・・・
ここ10年の間に・・・・多くの問題が生まれた。
これは・・・どういうことなのか????

前記した「複数の要因」の中に「質の高いエサが手に入らないことによる栄養不足」 考えられる。

寒い冬期間、身体を温めるには・・・人間もミツバチも「エネルギー」が必要である。
そのエネルギーは「糖」「炭水化物」である。
これが・・・前記に記事ではアメリカでも…良質な「エサ」が不足しているということの洋である。
日本のミツバチはどうか???
セイタカアワダチソウが・・・日本列島の「最終蜜源植物」である。
この植物の花が終わるのは11月上旬ごろ。
それ以降は・・・花はない!
つまり・・・自然界の日本蜜蜂は・・・それ以降「エサ」が無い状態になる。
それまでに貯蔵した蜜で・・・春を待つことになる。
少なければ・・・衰弱する。

こういうことであるのに・・・・
砂糖水をなめさせて・・・冬を乗り切ろ・・といってきた。
ハチミツを・・・略奪しておきながら!


つまり、ミツバチ関係者というのは・・・狩猟民族のDNAの持ち主である?
思考の基本に・・・このDNAが宿っているから・・・
ミツバチは人間のためにある!
人間のために「蜜を集める」・・・ハチ・・・という思考。
だから捕獲の目的が・・・蜜。
自らは手を汚さないで・・・他人の土地の花の蜜をミツバチに運ばせ・・・・せしめる。
一口に言えば…そういうこと。
近頃・・・ドローンが開発されて・・・・総理官邸の屋上にまで侵入したが、
ドローンというのは・・・ミツバチを真似て開発された???・・・のではないか?
自由に・・・他人の土地に侵入することが出来る・・・ミツバチは。
だから・・・蜜源植物に注目しない人がほとんど。
ほとんど・・捕獲と採蜜の話題に終始。
週末に・・・巣箱を見たり、管理はするが・・・ほとんどの人は蜜源植物の話題はない。
花は・・・他人様の花に依存。
こういう見方をすると・・・「甘い蜜を吸う」という言葉が、
ミツバチ業界から生まれた言葉かと・・・思えるほどである。

ギブ アンド テーク。
オバマ大統領がホワイトハウスの庭に・・・蜜源植物を植えた!
自然の法則を知っている!

我田引水であるが・・・宇井 清太も自然の法則を知っている!
だから・・・最終蜜源植物「菌根イソギク」を改良した。
「良質な越冬エサ」。
日本ミツバチは・・・偽物の「砂糖水」を喜んでいるのか???
人間の目線ではなく・・・
ミツバチが・・・どう・・・人間の行為を見ているのか・・・である。
若しも、ミツバチに言葉があったら・・・・どう…言うだろうか!
ミツバチの謎の行動、死因は・・・・ミツバチが説明するだろう!

人間はおろかだから・・・蜜を横取りして喜々としてしているが・・・
横取りされたミツバチの気持ちは・・・・奴隷だ・・・というかもしれない。
日本ミツバチにとって最も怖いのは、ダニでも、スズメバチでもなく・・・アナタ・・・保存会だ。
・・・というかもしれない

これからのプロジェクトは・・・
ミツバチが主役のものでなければならない。

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