ブドウは多年草植物。
今年の栽培が・・・2年、3年、4年後に影響する。
人間が肥沃な土壌にすれば、ブドウは養分を過剰に吸収して異常に繁茂する。
欧州系のぶどう栽培の永遠の課題である。
地上部を異常に繁茂させるのは「根」の問題である。
そういうことで、根域を制限して、人為的に生育をコントロール栽培が行なわれるようになった。
問題は用土と根である。
ブドウは、自生地では「枯れ落ち葉」の中に自生している。
ブドウは落葉樹木である。
秋になれば「落葉」する。
根域に自身の枯れ葉を落す。
この枯れ葉を「木材腐朽菌」が分解して、翌年の夏の養分にする。
枯れ落ち葉の組成は「リグニン」と「セルロース」である。
これを分解できる菌は、地球上で「白色木材腐朽菌」のみである。
ブドウの根は「浅根」。
なぜ、地表近くに横に這っているのか??・・
ブドウ栽培で、この浅根のことを深く考察したものはほとんどない。
不思議でならない。
理由は・・・・木材腐朽菌が分解して出来るブドウ糖を吸収するためである。
窒素を吸収するためではない。
ブドウの根を見てみる。
木材腐朽菌が生息している「ブドウ満作 たわわゴールド」栽培の根。
右 写真参照。
「菌根ブドウ」になっている!
「根毛」が無い!
特許
究極 ブドウ根域制限栽培用培養土
生育旺盛による花振るい。 糖度不足。高温による着色不良・・・
欧州系ブドウ栽培の諸問題を解決する「木材腐朽菌による根域制限栽培法」。
著作権所有者 宇井 清太
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宇井 清太
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