先生の執念の膨大な仕事は、本来であれば「書籍」として残されるものであるが、IT革命はこのような分野において、非常に有用な手段を拓いてくれた。
ランの美しさを、ランの貴重さを、ランに生きた情念を多くの皆様に伝える方法として、ホームページは絶好のものと思い、先生の業績を掲載するものです。
独自の道を歩んでこそ・・・・ITを活用出来るとおもいます。
シンビのみを追い求めてきた私のホームページに、カトレアの川辺氏、 有馬先生の花を掲載出来ること、分野を超えて共通するものがあってのことと思っております。完全なものに編集するには、カトレアに門外漢の私が出来るものではありません。品種のスペルに間違いがあること多々あると思いますが、ご叱正くだされば直ちに訂正いたします。ご教示お願い申しあげます。
宇井清太
IT時代だからこそ・・・・・・
カトレア トリアネー
第1回
無断での複製 転載を禁止いたします。
編集中です ご期待ください。
8月より毎月特集いたします 。
2−3年の連続特集企画の予定です。
ご期待ください。
予告 !!
先生コレクションの膨大な写真を夫人の不二子様よりお借りして画像処理しています。
原種ごとに次々に掲載してまいります。
先生は1960年代よりラン栽培をはじめられ、その当時の銘花を栽培されましたが、AOS,RHSが銘花とする花に「違和感」を持たれ、当時、日本のラン界がほとんど評価しなかった「原種」の美しさに心を寄せ、以後、わが道を拓き歩んで、今日の日本のラン界のひとつの方向を示された。
「違和感」!!
この感性が先生のコレクションの根底にあり、情熱の源泉でもあろう。
ランに携わるものは、現在流れている姿に「違和感」を持ち、独自の唯一の道を模索歩むことが大切であることを、先生のコレクションは私達に示している。
この足跡を毎月特集して参ります。数年を要すると思いますが、ランの王道を私も丹念に先生と共にたどって参りたいと思います。
有馬 邦彦
カトレア、レリア原種の道を行く・・・・・
コレクションの全貌をたどる
横浜蘭友会名誉会長。
横浜蘭友会は昭和42年4月先生の呼びかけで発足。以後30年にわたって会長として蘭会の発展につくされた。
カトレア類のコレクション、研究に情熱を注がれた。
有馬邦彦先生ご紹介
監修 有馬 不二子
写真編集 有馬 不二子
C, trianaei
先生のカトレア原種コレクションの中で最も充実した「トリアネー」。
変種が極めて多く、その変化は多彩を極めます。その微妙な変化の中に心を遊ばせ揺るがせたとき、ランを趣味に持った人生の幸せを感じる。この変異は何処からきて・・・・何処にゆくのか・・・・。
原種の大切さは、交配を重ねると性質は弱くなる。このとき、原種の交配することによって強さを蘇らせることが出来る・・・・。教科書の説明はそのようになりますが、なぜ・・・・これほどの変異が・・・・?
先生の飽くなき好奇心、探求心が凝結したコレクション。一点を凝視した眼差しのコレクション。
トリアネーは何回かに分けてその全貌を掲載して参ります。
Vol−1
有馬邦彦先生。
日本の蘭界は先年「蘭を語れる」・・・・独自の道を拓いた先生を失った。
器用にランを作る人は多いが蘭を語れる人は少ない・・・・。
先生は、洋らん全般に限りない想いを込め、その中から時代に先行して、カトレア系の原種に独自の視点を持ち、「カトレアの有馬氏」とイメージされるまでに熱き想いを・・・・結晶させた。
私は、先生のお撮りになった写真をスキャナーにかけるとき胸をつかれた。マウントに記されている字が躍っているのである。おそらく、先生は、マウントに名を記すとき、最高の「孤独な至福の時間」を過ごしたのではないか・・・・と想う。なぜなら、株をコレクションし、栽培し、やっと咲いてくれた花を撮るときも至福の時間であるが、写真が出来て一枚一枚に丹念に名前を記すのは、面倒な作業であるが最も楽しい時間なのである。
字が自然に躍るのである。記録は花の記録ではない。ランと共有した時間の記録なのである。
ただ、花が咲いたから写真を美しく撮るのではない。
膨大な品種のコレクション、保存、交配育種、記録。ランに携わる者の王道である。
先生がご存命なら、このページは先生がお作りになるはずである。先生なら、どのように編集するのであろうか。先生とランを共にした夫人の不二子様より一枚一枚清書して頂いて、このページを作製しております。先生の熱い眼差しが感じられる写真で足跡を、先生のコレクションの全貌をたどりたいと思います。
この特設パビリオンでは、毎月、継続特集して、先生の膨大なコレクションの全貌を回顧展示して参ります。先生の足跡を何処までたどれるか解りませんが、先生の「熱き想い」を、「男の仕事」をこころに掬って頂けば幸甚に存じます。
宇井 清太
arima 1