加工用イチゴの多くの交配実生苗を、露地の畑に植えこんで、そのまま8年放任栽培。
ほとんどの実生苗が萎黄病、炭疽病、うどん粉病・・・そのほかの病害で消滅した中で、
この個体は・・・強かに砂地の無肥料、無消毒の過酷な環境条件の中で生き抜いた。
写真の株は全部「古株」である。
イチゴは多年草植物。
古株でも・・・豊産で・・・・加工用として売り物になる「大きさ」・・・に実るものでなければならないが、
この個体は、古株のイチゴでも多収できる。
無農薬、無肥料で栽培できる・・・。
加工用イチゴは・・・安心安全無農薬イチゴが・・・絶対の条件である。
更に・・・生産コストが低いことも重要である。
非常に硬く日持ちの良いことも重要である。
この個体は、それらの条件を全て具備している。
8年・・・
無農薬、無肥料・・・放任栽培で生き残った個体。
写真は・・・4年生き続けてきた古株の着果状態。
平均 11gr
非常に硬い、日持ち抜群。
糖度 5から7度。
熟期 中生。
豊産種。大きさが古株でも揃う。
完熟 深紅色
多くの実生内から8年放任で生き残った個体なので、
萎黄病、炭疽病、うどん粉病に強い耐性を持っている。
無農薬、無肥料栽培の加工イチゴとして、野イチゴ感覚で栽培できる。
大面積の加工用イチゴ栽培が可能である。
ランナーの自然繁殖でも栽培可能である。
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